本日は、ゼロからの採寸によりオーダーした車いすを紹介します。
座幅:34cm 奥行:36cm 前座高:44cm 後座高:38cm
バックサポート高:36cm(背折れ機構付き)
車輪:24インチ(ワンタッチ脱着タイプ)
キャスター:5インチ フットサポート:中折れタイプ
今回は、図面を作って頂き細かいところ確認させていただきました。
完成写真が下の写真です。
気になる重さはやはり10kgを切ることはできませんでしたが
積み込み時に感じた重さは軽く感じました。
ユーザーさんの評価
アームサポート部の形状が移乗動作にとてもよくマッチして移乗能力が向上しました。
押し手や背折れ機構、中折れステップなど部品が増えた分重くなりましたが、長
い上り坂を介助してもらったり、床からの移乗にどうしても必要なパーツです。
乗り心地も良く重宝しています。
前回のブログからもう半月が過ぎてしまいましたが日ごろの業務に追われついついサボってしまいます。
本日はティグ社製のタイタンRの紹介です。
ユーザーさん情報 : 身長 180cm 体重68kg位
車いすの仕様
フレームサイズ : L(500) 座幅 : 385 背高 : 280
背角度 : 座面に対して90° 車軸前出し : 30mm
キャスター : 4インチ ハンドリム : チタンエンボス 間隔12mm
で製作しました。 気になる重量は9.5Kgやはり10kgは切れていました。
サイズが大きめなので10Kg切れるかどうか心配でしたがさすがはチタンです。
側面 : タイタンRの車輪は24インチのみの仕様となっています。
正面 : 車輪キャンバーは3°が標準ですが、ユーザーさんの要望で今回は0°で製作しました。
(0°はオプション扱いとなります。)
(キャンバー仕様だと折りたたみ全体幅が大きくなるので車載時に積みにくく
なるなど弊害もありますがターン性能など良くなり操作性が向上します。)
背面 : バックサポートポケットについてファスナー仕様の大ポケットを希望により付けて頂きました。
もちろん、張り調整式のバックサポートであり姿勢を安定させる事ができます。
フットサポート :フットサポートプレート式はオプション扱いとなり写真の様にチタンプレートを張った状態で入荷されます。
弊社でプレート上面に滑り止めのゴムを貼り付け納品させていただきました。
ユーザーさんの評価
長い間車いす生活をしていますがやはりチタンは最高です。
剛性もあり乗ってみて安心感があるのに操作は軽く感じます。
フットサポートの滑り止めもばっちり足が落ち着いて落下する心配がなくなりました。
営業 T の感想 派手さはないが、さすがロングセラー
のクロウト好みの車いすですね~~
みなさん、大雨と台風お気を付け下さい。
本日は、エボリューションefを紹介します。ユーザーさんは、頚髄損傷で上肢の筋力も弱い方です。ベッド移動や自動車への移動のためアームサポート部やブレーキ部分に工夫をしました。アームサポート前部の形状を写真の様な形状にすることによりおしりが座席から脱出しやすくなりベッドや自動車への移乗の手助けになっています。
ブレーキのステーも特注で!
ブレーキ前部に自動車と車いすを紐で連結固定し移乗時に車いすが逃げないようにします。そのためブレーキの前部に金具をつけあらかじめ自動車に装着されている紐をひっぱいり出して車いすの金具にフックをひっかけ固定します。
折りたたんだ状態
ユーザーさんからの評価
モジュラータイプでもこんなに軽いし折りたたみ幅も小さいので車載も楽になりました。形状を工夫していただき移乗動作も楽になり助かっていっます。車いすの開閉時が筋力の弱い人にはちょっとつらいかな?という感じ ディーラーさんに開き具合の調整をしていただいたので今は満足して使っています。
本日、ホィールレスのバスケ用車いすが届きました。日進さんの最新型です。座面パイプがバックサポートから10~15cm程度傾斜を少なく保ちそこからシート先端へ急角度に傾斜がついているのが今回の特徴かな?、車軸位置前出しは、10cm~プラスマイナス5cm移動できます。また、バックサポート高さも38cm~プラス3cmまでもちろん角度も83°~99°まで3°ごとに変更することができ安定姿勢を取り易く設定できます。
正面
座幅32cmとコンパクトなので見た目も良く見えます
後面
転倒防止がサイドに広がらすフレームと同じ幅に設定されています。今まではかなりフレームより広がっていましたが・・・、メーカーさんいわく狭い方がターン性能が良くなるそうです。少しずつマイナーチェンジしているようです。
ユーザーさんからの評価
今までのモデルより身体も安定するし動きも軽くなりました。ターンはさほど良くなったとは思いませんが。。おかげさまでボールの遠投距離も伸びスピードも速くなったのでこれからの練習やゲームが楽しみですとのことでした。
ホィール 25-540介護ブレーキ ハンドリム ビニールコーティング
ブレーキ ダイヤル 上付き フットレスト パイプジョイント
キャスター SLR2 5インチホィール LPC4 グリップ、ウィリーバー
フレームタイプ ロング シート幅400奥行380 バックサポート高400
正面
シートレザー前部に折りたたみステッキの収納用ベルト
が取り手けられています。
折りたたみ時
後部トランクに積み込みするため折りたたみが広がらないよう
幅止めをプレゼントしました。
ユーザーさんの評価
ウィリーし易いが転倒防止があるため問題なく
軽く操作できるのが良いとのことでした。
デザインもお気に入りです。
等事業所ではNEOは最近の売れ筋商品です。
フレームタイプ ロング 22吋 介護ブレーキ 5インチキャスター
ハンドリム ビニールコーティング PPSブレーキ 泥除け パイプ式
クッション ロホ エアライト
座幅 40 奥行 40 前座高 42 後座高 37cm 背折機構
折りたたみ時 :旧MSモデルと比較すると折りたたみ幅が随分小さくなりました。
全体として、オプションがたくさんついている割には軽めに製作できました約13Kg
ユーザーさんは、立位もとれるので立ち上がりと車いす操作との両面を考慮しながら
車いすの高さと座面角度を設定しました。
ユーザーさんの感触も良く喜んで頂けると、こちらもうれしくなります。
ミキさんの人気モデル super NOVA AXIS 本日、納品
フレーム長:480mm シート奥行き:380mm 座幅:400mm バックサポート高:380mm
キャスター:4”スケルトン ホイール:ステンレススポーク 後座高:380mm 座面角度:8°
背角度:垂直 車軸前出し:30mm ウレタン塗装:ワインレッド フットサポート:セパレート
折りたたみ時
この車いすの一番の特徴は、バックサポートが垂直になっていることです。
通常、バックサポートは6°~8°ぐらい後方に倒れていますが見た目この車いすは前に倒れているのではと思うぐらいに立っています。体幹の横に対するホールドを良くするためバックサポートの張りを緩め体幹を後ろにさげ丸みを作ってしっかりホールドすることが目的です。参考として座面に対するバックサポートパイプの角度は82°!”#
車いすでモジュラータイプやオーダーメイドの車いすは、多くの車いすが車輪をワンタッチで取り外せる構造になっています。最近、車輪のガタが大きいとか装着したけど知らないうちに車輪が勝手に抜けそうになるとかのトラブルが多いようです。割と簡単に調整できますので知っておくと便利です。
下図のように、11mmのスパナで軸を固定、19mmのスパナでナットを回して長さを調整します。
下の写真は、調整前の写真ですがボールがシャフトの中に収まっていてストッパーの役目をしておりません。この状態では車輪は抜けてしまいます。
下の写真は、調整後写真ですが、車輪のガタが無い状態でシャフト先端の部品がシャフト内に収まり、ボールが外に飛び出せばストッパーの役目を果たせます。車輪はワンタッチボタンを押し込まない限り抜けません。
車輪が抜けそうになる原因としては調整前の写真のようにシャフト先端の部品のねじが緩む方向に動きシャフト内に収まってない状態だと思われます。逆に車輪が抜けなくなることもありますがこの原因は先ほどとは逆に先端部品のねじ部分が締まる方向に動きシャフト内に収まりっぱなし状態になりボールがシャフト内に収まらな状態になっています。抜けない状態になった場合は、専門家に任せた方がよいかもわかりません。
本日の日記
港区の大きな病院へユーザーさんと面会床ずれ予防のマットレスについて商談
Sさんとはもう20年来のお付き合いになり年齢も近く話が合います。
打ち合わせが終わり刈谷市にある障害者センターへここで車いす製作の商談
こちらのユーザーさんも古くからの知り合いです本日は、採寸や要望の確認のため
訪問させて頂きました。
事務所へ帰り 早速Yさんの車いすメンテナンスに入ります。
画像の通りキャスタータイヤ部分が壊れた車いすを預かります。
日常的に使っている車いす、すぐに直さないと不便です。早速、部品交換
このキャスター君にもまた数年がんばって貰わなきゃ!”#$$
綺麗になりました。このキャスターは少し水に弱いですがクッション性もあり屋内を傷つけない優れたキャスターです。
お風呂でお湯に濡れたり、雨の日の移動などで水に濡れたりの回数が多いと劣化の原因になります。
ひび割れや表面が一部分だけ柔らかく感じた時そろそろ交換時期です。
早めのメンテナンスをお願いします。
今回は、タイタンRにワンアームドライブを取り付けた車いすを紹介します。
フレーム長:480(M),座幅:385,背高:320
キャスター:4” タイヤ:24” 塗装:イエロー
操作の軽さや転倒などを考慮し車輪の位置を前出ししています。
画像のように車輪の横にハンドリムが2本ついていますが
この2本を片手で操り右へ左へ直進へと移動することができます。
今回は、アクティブな車いすにこの片手操作機構をつけました。
さらにタイヤはKENDA ブラックコート 23-540を
キャスターは、アルミコアキャスタオレンジ 4”を付け替え
グレードアップしています。
左の画像のように車輪をつなぐ連結パイプでハンドリムがない車輪を
駆動する構造になっています。この連結パイプはワンタッチで着脱
でき、はずせば普通の車いす同様折りたたみができます。
アームサポートは跳ね上げタイプで処方されています。
評価
車いすに慣れた人なのでデザインや凝った要望もあり画像の様な
車いすが完成しました。
操作が軽くて体も安定し使いやすいとの評価をいただきました。